このページに記載の内容は、令和7年度(令和6年度実施)の学生募集要項から美術教育専修に関する内容を抜粋し、奈良教育大学ホームページにて令和7年5月時点で公表済の令和8年度(令和7年度実施)入学者選抜の予告内容を反映したものです。出願に際しては、今後公表する「令和8年度入学者選抜要項」及び「令和9年度学生募集要項」の内容を必ず確認してください。
確認はこちらのリンクから→https://www.nara-edu.ac.jp/admissions/index.html
【総合型選抜】3名(初等教育履修分野2名、中等教育履修分野1名)
初等教育履修分野又は中等教育履修分野のいずれかを第1志望に、他方を第2志望にすることができます。いずれかの履修分野を第1志望又は第2志望としたことにより、有利または不利に評価されることはありません。また、第2志望を選択せず第1志望のみの出願も可能です。
【一般選抜】8名(前期日程5名、後期日程3名)
今年度から一般選抜において、学生募集単位を履修分野単位(初等教育履修分野・中等教育履修分野)から専修単位に変更します。履修分野の決定は入学後に意向聴取の上、行います。
《予告》なお、令和9年度(令和8年度実施)入学者選抜から定員が以下のとおり変更になります。
【総合型選抜】5名(初等教育履修分野2名、中等教育履修分野3名)
初等教育履修分野の1名は総合型選抜(意欲重視型)です。初等教育履修分野の1名と中等教育履修分野の3名は総合型選抜(一般型Ⅱ)です。いずれも大学入学共通テストを課しません。
【一般選抜】6名(前期日程4名、後期日程2名)
詳細は、奈良教育大学ホームページで公表している令和9年度(令和8年度実施)入学者選抜の予告内容を確認してください。
1.試験日
前期日程 令和8年2月25日(水) 後期日程3月12日(木)
各日とも小論文10:50〜11:50、実技検査13:10〜15:30(説明時間を含む)
2.配点
①大学入学共通テスト+個別学力検査の配点
前期日程
共通テスト800点+個別学力検査400点(小論文100点 実技300点)…合計1,200点
後期日程
共通テスト600点+個別学力検査600点(小論文150点 実技450点)…合計1,200点
②共通テスト配点の内訳(6教科6科目若しくは7科目)
前期日程(6教科6科目若しくは7科目)
国語200点、数学100点、地歴公民100点、理科100点、外国語200点、情報100点…合計800点
後期日程(6教科6科目若しくは7科目)
国語100点、数学100点、地歴公民100点、理科100点、外国語100点、情報100点…合計600点
③共通テストの利用教科・科目
国語/数学[数学Ⅰ、数学A][数学Ⅰ][数学Ⅱ、数学B、数学C]から1/地歴公民[地理総合、地理探求][歴史総合、日本史探求][歴史総合、世界史探求][地理総合/歴史総合/公共][公共、倫理][公共、政治・経済]から1/理科 A[物理基礎/化学基礎/生物基礎/地学基礎]から2 又はB[物理][化学][生物][地学]から1/外国語[英語(リスニングを含む)][ドイツ語][フランス語][中国語][韓国語]から1/情報[情報Ⅰ]
3.個別学力検査の内容・評価の観点
①小論文 1時間
図画工作・美術と教育に関する知識や諸問題について、問題意識、記述の論理性と説得性、文章表現力などを総合的に評価します。
②実技検査…静物写生(着彩)2時間
今年度から実技検査の課題を1課題(「静物写生(着彩)」のみ)に減じます。
・内容
身近にある2つ程度のモチーフを机上に自由に組み合わせておき、A3判画用紙に描きます。
※モチーフの例[プラスチック容器、コップ、金属の缶、ハケ、布テープ、電球、スプレー型容器、マスク、箱型容器(洗剤)、タオル、ボックスティッシュ、軍手、食品用ラップ、紙袋、テニスボールなど]
※上記のモチーフはあくまで例示であり、実際には上記以外からも出題されます。
・検査時間・配当時間
上記の2時間のほかに、「説明及び準備時間」をとります。
・評価の観点
形、材質感を捉えて表現できたか、色や画面構成は良いかなどを総合的にみます。
課題を通じて、図画工作や美術の授業で、子どもたちに創造活動の楽しさを味わわせることができる基盤となる資質・能力が備わっているのかをみます。
・持ち物
カッターナイフ又は鉛筆削り、鉛筆、消しゴム、水彩絵の具一式(アクリル系絵の具は不可)、パレット、筆、水入れ、雑巾を持参してください。その他の用具は持参してはいけません。なお、静物写生の紙、画板、イーゼル(画架)は大学で用意するので不要です。
1.試験日
第一次選考 令和7年10月18日(土)
第二次選考(大学入学共通テスト)令和8年1月17日(土)、18日(日)
2.選考方法
①第一次選考 450点 共通加点枠20点(合格基準点270点)
ア.専修ごとに、第一次選考(専修)(配点450点)の得点に共通加点枠(配点20点)の得点を加えた総点の上位者から順番に、第一次選考合格者を決定します。
イ.ア.のうち、第一次選考(専修)の得点率が6割未満(270点未満)の場合、第一次選考不合格とします。
共通加点枠の加点項目は以下の通りとします。
ア.中学校卒業後、教育又は人間形成に貢献するボランティアに合計30時間以上従事した場合(高等学校、ボランティア団体等がその旨を証明できる場合に限る。)※主体性等を評価する観点から学校のカリキュラム上の活動として位置付けられたものではないこと
イ.各地方自治体教育委員会が実施する教員養成にかかるプログラム(受講時間数が30時間以上のものに限る。なお、各地方自治体が単独で実施するもののほか、他機関と連携して実施するものも含む)を修了した場合
②第二次選考
第一次選考合格者に、資格試験として大学入学共通テストを課します。(科目合計500点)
ア. 大学入学共通テストにおいて指定する教科・科目の合計点が5割5分(275点)以上の場合、第二次選考合格とします。
イ. 各専修が指定する科目と受験していなかった場合は不合格とします。
大学入学共通テスト利用教科・科目 3教科3科目 合計500点
外国語[英語(リスニングを含む)][ドイツ語][フランス語][中国語][韓国語]から1科目…200点
国語…200点
数学、地理歴史・公民、理科又は「情報Ⅰ」から1科目…100点
※複数の教科・科目から選択となっている場合で、複数の教科・科目を受験した場合は、最も高得点の教科・科目の成績を用います。
3.第一次選考の内容と評価の観点
大学教員が指導者となって授業を行い、その中で実技(図画工作・美術の授業でも扱われるようなテーマでの紙による立体制作)とレポートを課す。授業の中での、①導入やまとめの時間での授業者と受験者の対話、②実技内容、③図画工作・美術の内容および現代の教育課題に関するレポートが評価対象となる。これらを通して、図画工作・美術における理解力と思考力、技能と表現力を問い、子どもたちに創造活動の楽しさを味わわせることができる基盤となる小学校教員や中学校教員としての資質・能力を総合的に評価する。
【持ち物】
はさみ、カッターナイフ、鉛筆、消しゴム、雑巾
その他の用具は持参しないこと。なお、カッターマット、定規、のり、セロハンテープ、ホッチキス、のり付け用の紙、仮とめ用のクリップ、立体制作用の造形紙(B3判の両面違いの造形紙、B4判の両面違いの造形紙)は大学で用意するので不要。